人のセックスを笑うな
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人気ランキング : 48,077位位
定価 : ¥ 1,050
販売元 : 河出書房新社
発売日 : 2004-11-20 |
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誰が笑っているのだろう??? |
あっさりと描かれた現代風の男女の物語。設定は19歳と39歳と20違いとインパクトはあるのですが、あまり物語りにそこらへんが生かされているとは思えませんでした。もっとも作者がそのことをさして重要な事柄ではないといった感も受けたので、こんなものかと。
という具合にすべてが淡々と、そしてあっさりあっけなくラストを迎えるにいたっては、えっ、もう終わり!?と、狐につままれたような感じでラストを迎えます。おそらくそれがこの小説の味なのでしょうね。まさに今の日本を象徴するかのようなライトな物語でした。
にしてもタイトルとペンネームと、中身の内容が合ってない違和感を覚えますね。
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タイトルもペンネームも |
文藝賞・選考委員の高橋源一郎氏も評した通り、もうタイトルとペンネームだけで「持って行かれて」しまって、読むしかない!と思いました。
しかしストーリーはうってかわって、淡々とした語り口で語られます。セックスや食事の描写が巧いな、と感じました。するっと読める作品ですが、終盤タイトルの「人のセックスを笑うな」の意味が明かされる部分は、ぐっと来ました。
最後まで読み終えたところで「なんだ〜もう終わりか〜」と思ってしまい、自分が随分と気持ち良くこの物語に浸っていたことに気付かされました。願わくば、年上の恋人・ユリの考えている事がもう少し知りたかった。
山崎ナオコーラ、次回作に期待したい新人です。
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早い |
文藝賞にはちょうどいいのかもしれないし、ちょっと早いのかもしれない。そんな感想を持った。いまのところ、中途半端な江国香織といった感じかな?伸びる可能性のある作家ではあるということ。
多くの人が言っているように文章には透明感がある。しかし、それを武器にしきれていないというか、まだ自分の文章というものが確立されていないように思う。
今後に期待したい。
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失恋にきくかも? |
題名とペンネーム,行間の大きな文量の少ない見た目から,軽い内容かと思った。
しかし,39歳の女性美術教師と19歳の生徒の恋愛関係の切ない内容だった。
難しい書評は書けないが,表現がうまい! と思った。
『オレ達の関係をバカにするな』ぐらいの内容だが,主人公の”オレ”の心の描き方から,
題名にまけていないと思った。
20歳もの年の差のある,年下の男の子の気持ちの表現に出会えて,涙がでた。
ラストは悲しいが,こんなふうにも思えることができるんだと思った。
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かさかさ |
作品のイメージとしては、かさかさに乾いているイメージ。
文章は簡素でいながら、なにげにめちゃくちゃ上手いし、ユリの甘いような冷たさ(彼女は決定的に冷たい)の、書き方が絶妙。
文藝賞出身の若い人の文学って、本当に素晴らしいものばかりで感心する。ただ、最初の一文は見なかったことにしたい。