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依存症の女たち

依存症の女たち

人気ランキング : 76,244位位
定価 : ¥ 560
販売元 : 講談社
発売日 : 2003-02

価格 商品名
¥ 560 依存症の女たち
依存症と好きの境目

作者の粘り強さにまず脱帽。ここに登場する女たちは、絶対友達にしたくないタイプばかり。そんな彼女たちの話を、辛抱強く聞き、ルポする衿野さん、すごいです。
依存症になる人は、まじめな人が多いとか。たしかに、何も考えずに生きていればすんなり通りすぎてしまうことも多い中、何かに頼って、何かに夢中になることで自分の存在価値を見出そうとするのは、まじめな人なのかもしれない。問題は、その「程度」のこと。「好き」でいたものが、やがて「なくてはならないもの」になり、やがて「それなしでは、生きていけない」になっていく。それ中心ですべての物事を考えていったとき、人は破綻していくんだ。
そうなるかならないかは、本当に紙一重のところにあり、誰でも依存症になる要素は持ち合わせている。「ここらへんでやめとこう」が大事なのかもしれない。

他人事じゃない。

依存症に陥ってしまった女性達を上から責めるのではなく、同じ視点で対処法を一緒に考えようという書き方に好感を覚えた。
真面目で頑張る性格だからこそ依存症に陥るのだから、立ち直るにあたっては自分を責める必要はないというコメントに救われる。他人事のように淡々と事例をつづって「悪いことですからやめましょう」なんてわかりきったまとめの本など見たくないという人にはオススメ。
ケータイ魔など「私は違うよ〜」という事例でも依存症の根っこは皆同じという一文にドキッ。今までの中で一番参考になった。

「日本の今」を活写する人間観察記

キーワードは「依存症」。
筆者が取材で出会った多様な女性たちの姿を通して、「日本の今」が透けて見える。
「依存症」といっても病気との境界はあいまいだ。というか、今日の日本で心に何か問題を抱えた女性は(女性に限るわけではないが)、多かれ少なかれ何かへの「依存」を抱えてしまうのではないか。彼女たちの群像を通じて、うっすらとだが日本の社会の「今」が生き生きと浮かび上がってくる。
自らも依存症的経験を持つ、筆者のまなざしは深い。相手と同じ高さの視線であるがゆえに見えてくるものがある。特に、服装やメイクなどを深く観察することで見えてくるものは多い。相手との会話だけでなく、そういう筆者の観察眼に基づいた考察が、本書を知的に面白いものにしている。

男女が共に生きていく上で非常に参考になる一冊。

 ケータイ、長電話、ストーキング、オトコ、セックス、不倫、酒、過食、コンビニ、リストカット、衝動買い、海外旅行... この本で紹介されている依存症は、昔から言われているモノ、ここ数年目立つようになって来たモノもまぜこぜに、目を背けたくなるリアルさで表現されています。各種の依存症を紹介しつつ、徐々に「依存症とは何か」「なぜ依存症になるのか」を解き明かしていきます。
 社会を騒がす事件が発生した時によく「なぜ加害者(被害者)は、このような行動をとったのか?」が議論されますが、ほとんどのケースでは当事者は口を堅く閉ざし「本人の心の闇」と片づけられてしまいます。しかしこの本では買い物依存症に落ちた過去を持つ著者が依存症の人にインタビューし、自分の経験を思い出す事により、通常では見えない依存症に落ちていく背景や心理を模索しています。その過程は決して爽やかなモノではありません、深く考えさせられます。あえて「女性」にターゲットを絞り、日本女性のおかれている立場から「依存症を防ぐ為の処方箋」として書かれていますが、当然男性にも応用の効く内容であり、男女が共に生きていく上で非常に参考になる一冊だと思います。

この恐るべき実態 緊急!文庫書き下ろし

「私ってセックス中毒なの」――身も心もボロボロなのに止められない男漁り。自己破産寸前の浪費癖に加え、酒と過食に溺れ、深夜でもケータイで長電話する女性たち。
なぜ、そこまでのめりこむのか。誰にも忍びよる依存症の恐るべき実態をルポ。複合要因を分析し、克服と予防の処方箋を示す。

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